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<<   作成日時 : 2007/10/22 13:17   >>

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16歳の私はそのとき、出来の良くなかったその日の中間テストのことを忘れようと、友人とはしゃいでしいました
小田急・江ノ島線の急行新宿行きは、小田原方面から来る車両を待つために、相模大野駅でしばらく停車をしている。そのため、急いで最寄の駅から乗りこんだ車両を変えようとしながら、友人のひとりが、田村正和のモノマネをする(「うちの子にかぎって」が流行っていた)のがあまりにく面白くて、他の友人たちと大笑いをしていました


大笑いをしていた私は、座席の間を友人達とぶらぶらと歩いていました。今になって思うと、ほんとうに迷惑なお嬢さんたちであります
そんなとき、突然に目の端に黒靴の足先が見えたので、それを避けようと思いましたが、時すでに遅し、その足先に引っかかるカタチで思いっきり前倒しに転んでしまったのでした
ものの数秒のことだったと思いますが、友人が大きな声で「大丈夫!?」と言うのと、人前で転んでしまったことが余計に恥ずかしいことに思え、突いた手と膝の痛さよりも転んでしまった自分がとても恥ずかしいものに感じたのでした。
すぐに立ち上がり、制服のスカートを直し、詫びるつもりで引っ掛けてしまった足先の人を見ると、ガ〜ンその人は、毎朝同じ車両で会う同じ沿線のN高校の人でした。穴があったら入りたいとは、このときのことだと思います。それを知ってか知らずか、多分、向こうも悪いと思ったのでしょう、「大丈夫だった?」と彼の方から声をかけてくれたのです。段々状況が飲み込めてきて、彼の両脇には彼の友人がいて、二人とも私を見て笑いを堪えているのがわかりました。私の友人達にも、少しそんな感じが見えていました。
よほどハデに転んだんだな…。それも、この人の前で…
彼は、岩館真理子の漫画(当時、(週間&別冊マーガレットがお気に入りでした)に登場するような青年で、わりと背が高めで端正な顔立ちに、銀縁のメガネをしていていて、好青年を絵に描いたような人でした。なんとも爽やかな人がいるなぁ〜と、毎朝、電車に乗りながら思っていたのでありました。そんな好青年の前でどハデに転んでしまった私、「大丈夫です。すいませんでした。」と言いながら、もうその場から逃げたくなっていました。「ほんと大丈夫?」と彼はもう一度確かめながら、私の鞄を拾い上げて、私に差し出してくれていました。
いつの間にか電車は動き出し、鞄を受け取った私に、彼が咄嗟に言ったひと言。「君さ、毎朝電車で会う人だよね。」そのひと言に、状況は一変。それを聞いて、彼の友人も私の友人も、今度は違う意味でニヤけ始めていました。彼も、私のことを気がついてくれたことを嬉しく思ったものの、あまりの恥ずかしさに、頷くしかできなかった私。
けれど、怪我の功名とはこのことだったのかもしれません。毎朝、その彼と会って話すうちに、彼が2つ年上の大学を目指している受験生であることや、ロックが趣味であることも知るようになりました。
一度、数学に泣いている私を見かねて、町田のマクドナルドで、彼に教えてもらった二次関数。そのとき、奢ってもらった珈琲の苦かったこと。今となっては、良い思い出です

木の実降るノートにありし走り書き

☆Seasons Word☆ 木の実降る(季節・秋)

☆Sweets Menu☆ Coffee Cake(珈琲ケーキ)

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
Yumiさんのかわいい高校生時代
なんだか本当に少女マンガみたいで
うらやましいです。私も電車通学だったのに
文庫本かマンガに夢中でそんな出来事は
あこがれでしかありませんでした。
でも不思議ですね!あの頃の自分やあこがれの
先輩を思い出す時はなぜかどきどきします。
コーヒーを何杯でも飲めるようになった
今でも。

青猫
2007/10/24 15:59
青猫さま、コメントありがとうございます。木の実降るこの時期は、いろいろなことが思い出されます。秋…ですね。
Yumi
2007/10/25 22:49
ラブストーリィの序章のようでとても素敵な思い出ですね。

う〜ん、うらやましい。高校時代は圧倒的に女子の多い学校で(一応共学なんですが)しかも、バス通学の私にはまるで夢のようなお話。

秋は甘く切ない思い出にひたるのにぴったりな季節ですね。
えくぼ
2007/10/28 20:56
えくぼさま〜☆コメントありがとうございます。高校時代…、早?十年前の話になります。時の速さが、身に沁みるこの頃です。
Yumi
2007/10/31 19:15

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