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<<   作成日時 : 2007/04/27 12:05   >>

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ヨーグルトといえば、白くて酸味のあるもの。そして、ヨーグルト用のお砂糖をかけても、どこか味気ないなと思っていたのが、少女のころのYumiさんのヨーグルトの感想でした。そんなヨーグルトのイメージを一変させる出来事が、ある夏近い日の朝食に起こったのでした。その日の朝食は、早朝に父が仕事に出かけていったあとの女ばかりの朝食の席に、アメリカから一時帰国した母と十も歳の離れた叔母が一緒にいました。登校の時間が少しずつ迫っていたので、早く朝食をとってしまいなさいと母から急かされていたものの、目の前の朝食のトーストの横のガラスの器に入ったいかにも味気なさそうなヨーグルトを食べようかどうしようか、迷っていたのでした。


 そんな私を、英字新聞を見ながらどこかで見ていたのか、叔母は新聞をたたむと、「姉ちゃん、ジャムある?」と母に言いました。朝の忙しさの中と、血の繋がった気楽さから母は、冷蔵庫の中にジャムがあるから自分で出してね、と言って洗濯をしに茶の間を出て行きました。叔母は言われるままに、冷蔵庫の中をゴソゴソと探すと、いちごジャムの瓶ごと持ってきて、ひと匙たっぷりのジャムを私のヨーグルトの中に入れてくれたのでした。「食べてみて。」と叔母。は、丸顔の顔をさらに丸くして、ニコニコとなりました。ヨーグルトの白の上に、いちごジャムがツ艶々と朝陽に光っているところへひと匙入れると、白といちごジャムの赤が混ざりあって、ピンク色になりました。まるで絵の具みたい。私は期待するままに、ヨーグルトをひと匙頬張りました。そのひと匙の美味しさの発見と言ったら…!
「ニューヨーカーの朝食のヨーグルトは、みんなこうやってジャムを入れたり、シリアルを入れたりするの。叔母ちゃんも始めて食べたときは、今のYumiちゃんみたいにうれしくなってね。」と叔母は、丸顔の顔をさらに丸くして、ニコニコとなりました。そう聞くと、見たこともないニューヨークの朝の風景はどんなものだろうかと、ヨーグルトを食べながら想像をしてみたものです。それから、私の中で、ヨーグルトは美味しいものの仲間入りをしました。ヨーグルトを食べるたびに、このときの叔母の話しと異国の朝食はどんなものだろうかということを想像します。そして、私がお菓子作りをするようになったのも、叔母の影響がかなりあります。ケーキとクッキーの焼き方、オーブン料理などは、ほとんど叔母から教わりました。
今では、当たり前のようにヨーグルトに添えるジャムですが、叔母が教えてくれたチョットした工夫が、食べ物をより美味しくするということを知ったのも、そのときのヨーグルトからでした。

 朝の音立てては夏の近かりき
 
 ☆出会えた季語☆  夏近し(季節・春)
 ☆Sweets Menu☆ Yoghurt with Strawberry Jam(ヨーグルトと苺ジャム)

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